
![]() 皆様には、輝かしい新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。 私は、政治の道を志して以来「子どもは国の宝、お年寄りは国の財産」をモットーに教育や福祉の充実に訴えて参りましたが、少子高齢化社会を象徴するかのように、今、人口減少時代を向かえ、改めてその思いを一層強くしているところです。そして、「美しい日本」「美しい日本人」を標榜し、家族や隣人を愛し思いやる道徳心・ふるさとや日本を大切にする愛国心を正面に打ち立てた安部総理総裁の教育再生政策は奈良県で活動する私の声や皆様方の声が中央に届いたものと自負するとともにうれしさも感じています。 私は、自民党奈良県連政務調査会長として奈良県や国とのパイプ役として活動させていただいていますので、地元の皆様方の声を真摯に受け止め、その声を活力として、より豊かな奈良県・大和郡山市を実現させ特に子供たちには、明るい未来が実感できる社会、お年寄りには、安心と生きることの喜びに満ちた社会を作れるように邁進したいと存じます。 貫きます信念!「まちづくり国づくりは人づくり」を 着実に進む待望の道 京奈和自動車道大和郡山ジャンクション(仮称) ![]()
新春対談 中野雅史 県議会議員 上田 清 大和郡山市長 昨年は安部晋三総理・総裁が誕生し、日本の歴史に新しいページが開かれた。安部新総理は「美しい日本・美しい日本人」を目指し、教育再生を最重要課題と位置付けた。日本の風土や歴史、伝統、文化に誇りを持ち、ふるさと、日本を愛する子供たちを育てようとするその姿は「子どもは国の宝、お年寄りは国の財産」を合い言葉に、教育の充実を訴え続けてきた中野雅史県議会議員の主張が国に通じたと感じさせるものであった。一方、上田清大和郡山市長は、その経歴からも教育に熱心なところはよく知られており、教育再生にいち早く着手されることが期待されている。新年を向かえて大和郡山をこよなく愛する二人が、ふるさとの明日を熱っぽく語り合った。また今年は統一地方選挙、参院選、また知事選を控え、県政も大きな節目を迎える。そんなあたりにも対話は及んだ。 ![]() (左)中野県議 (右)上田市長 【地域で子供を育てる芽を】
中野雅史県議会議員(以下中野県議)明けましておめでとうございます。昨年は、安部新政権が生まれ、教育再生が最重要課題とされ、教育基本法の改正や教育再生会議が設立されるなど着実な前進が見られます。県政に席を得て以来、教育問題を積極的に取り上げてきた私にとっても大変うれしい新年となりました。 上田清大和郡山市長(以下上田市長) 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。安部総理の誕生は、教育問題に力を入れてこられた中野県議にとってうれしさもひとしおだと思います。私も明日の大和郡山を担う子供たちのために、精一杯努力しなければならないとの思いを強くしているところです。 中野県議 皆さんの理解と協力により自民党県連の政務調査会会長に就任できたことによって、中央へ意見を述べる機会も増え、さまざまな機会をとらえては、教育問題の解決を訴えてきました。地方の声が中央に届いて安部総理が教育を最重要課題にした。私の持論が中央を動かしたのではないか(笑)と自負しているところです。 ──すでに、話が進んでいますが、昨年来、教育が大変大きな問題になっています。お二人はどのあたりに原因があるとお考えですか。 中野県議 私は、バランス感覚に欠けた戦後教育が間違っていたのではないかと思います。道徳心や愛国心を教えることを避けてきた。ここで言う道徳心は、人間として当たり前に身に付けておくべき公共心、愛国心とは、家族やふるさと、地域を愛することであって、誤解があっては困りますが、戦前の教育に戻れと言うのでは全くありませんよ。 上田市長 私の持論ですが、家族を社会の単位にした日本の伝統的な考えが、戦後、個人を単位とすることに変った。だから、個性、個室などを追い求め、家族が別々の時間に食事する個食も当たり前になった。しかし「個」が孤独の「孤」になってしまい、さまざまな問題が発生するようになった。そのように考えています。 中野県議 その通りだと思います。政府の教育再生会議で、読書、風土・歴史・伝統などの学習を充実する。自然体験学習、ボランティア活動を通じて規範意識を育てることが論議されていますが、まさにその通りで、現代は、私たちが当然だ、自然に身につけてきたと思ってきたことを意識して子供たちに伝えなければならないのでしょう。
上田市長人間関係も希薄になっていますね。江戸時代には、一人の子供に7、8人の仮親がいた。今でいう助産婦さんが取り上げ親、丈夫に育つことを願って一度捨てた子を拾う拾い親、あるいは名付け親、このほか、帯親、元服親などがいて、親族や地域が子供を育てた。いろいろな仮親がいるから、実の親に言えないことも誰かに相談できる。こうした知恵から何かを学ぶことは出来ないかと考えているところです。 中野県議 実は、市長と対談するのに、先立って子育てに苦労されているお母さんとじっくり話しをしました。そこには参考になることがたくさんありました。順次その中身をお話しますが、親として、子供を叱る必要があることは解っているが、叱り方が解らない。それは、自分が親から叱られていないからと言うことでした。今の子供の祖父母は、戦後教育を受けた世代になっているのです。親は叱り方を解らないから、しつけなど、本来家庭でやるべきしつけなども学校に依存するようになる。さらに地域の人間関係が希薄になっているから、他人が子供を叱らない。あるいは叱れない雰囲気になっている。 上田市長 先程も言ったように地域で子供を育てることの大切さ。このことは、市長就任以来、市民の方々に訴え続けていますし、精一杯努めてきたつもりです。能登地方に花嫁に立派なのれんを持たせる風習があるそうです。嫁ぎ先にそののれんを掛けてくぐった瞬間、新しい生活が始まる。けじめをつける大切さを感じます。 【成果を上げる少年補導条例】 ──教育制度も問題になっていますが? 中野県議 昨年、奈良県では全国に先駆けて、少年補導に関する条例が制定され、子供たちの環境が改善されていくのではと期待しています。この条例には、いろいろなご意見があることも承知しています。しかし、今のところ問題が発生しているとの報告はありません。正しく運用されることによって、子供たちの健全育成に役立つことを確信しています。さて、最近の問題を見ていると、教育委員会が形骸化してその機能を発揮していない。本来の機能が発揮できる組織にすべきだと思うのですが。 上田市長 教育委員会は戦後、アメリカの制度を取り入れたもので、当初教育委員は選挙で選ばれました。しかし、選挙である限り、政治的中立は保てないということで首長が選任することになりました。政治的に中立であることは同時に、実質的な権限はないとも言えるわけです。私見ですが、学校にもっと権限を与え、教育委員会がバックアップしていくことが理想的です。 中野県議 いじめ問題では、加害者だとはっきりわかれば学校に来させないような措置をとれとの意見もありますが、荒療治も考えてみてはどうでしょう。
上田市長そうですね。いじめは、被害者と加害者を簡単に分けられないケースが多い。子供たちにとってどうするのが最善なのか。十分に考えていきます。 中野県議 確かに、子供たちに責任はありませんね。先ほどのお母さんの声ですが、今の親たちは先生に敬意を払わない。保護者会などがあると自分たちの親は、それなりの服装をしていきました。しかし、今はジャージの上下、コンビニに行くのと同じ格好の人もいる。また、先生が静かに、と注意されるけれど、一番うるさいのはお母さん同士の雑談です。親の方にも問題があるのは承知していますが、先生方の服装もひどい。体育の先生でないのにジャージ姿が多い。また、あいさつをしない先生もおられる。これでは、子供たちにけじめがつけられない。制度がどうこう言う前に、先生としてやるべきことがあるだろうと厳しいことを言われました。このことは、私も取り上げていきたいと思いますし、市長も耳を傾けて欲しいことです。 上田市長 十分にお聞きしました。関係部署と話し合って、改善策はないか考えてみます。教育問題の解決策として一つの提案があります。それは、安部総理が子供たちに直接話しかける機会をつくること。アメリカの大統領が炉辺談話といって、ホワイトハウスから国民に直接話しかけるテレビ番組がありました。安部総理が十分のテレビ番組でいいですから、子供たちにわかる言葉で命や家族、地域の大切さを訴えること。教育の問題は子供の問題として正面から取り上げる姿勢を見せることが今何より大切です。中野県議は、安部総理につながる直接のルートがありますから、ぜひ私の考えを伝えてください。
中野県議なるほど、いい考えですね。精一杯頑張ってみます。そういえば、昨今のマスコミの報道は目に余るものがあるように思います。子供命に関わる問題は十分に気をつけてほしいものです。 上田市長 欧米の先進国では、こうした方面の報道には一定のルールがあるようです。その点では後進国と言われても仕方がない。何でもかんでも伝えることが報道の自由というなら、それは間違いでしょう。 中野県議 教育再生会議の検討事項にも入っていることですが、わが国の伝統や文化について学び、家族・ふるさとを大切にし、美しい国づくりに資すること。現状を見れば、早急に手をつけないといけないと思います。そのためにも安部総理のリーダーシップに期待しています。 上田市長 「おかげさま」という言葉は外国語に翻訳できないそうです。あらゆるものに感謝する心。これを見直し、大切にしていくことを考えていかねばなりません。ただ、当面の問題を解決するためには、問題の根をひとつひとつ丹念につぶしていくしかありません。 中野県議 私の主張する「子どもは国の宝・お年寄りは国の財産」は、市長もよく知っていただいていると思います。今回は話が教育問題を中心になりましたが、お年寄りの財産である知恵や伝統を次世代に伝えること。このことを市長とともに協力して進めていきたい。ともに頑張りましょう。 【懸案事項も着実に解決へ】 ──大和郡山市には、まだまだ懸案事項があると思いますが、解決へのめどはどうでしょうか。 中野県議 まず、片桐高校の跡地問題ですが、教育施設として活用してほしいという声が地元には強い。私も県政の場で強く訴えていますが。市長のお考えはいかがでしょう。 上田市長 大和郡山市は、教育、文教の問題に大変関心が高いところです。どのような施設が最適なのか、市民の方々と十分に話し合い、価値の高いものを作り上げたいと思います。そのための論議を今後も続け、盛り上げていきましょう。 中野県議 道路網の整備はまだまだ遅れています。昭和工業団地発展のために、団地内を走る西名阪自動車道にインターチェンジを設ける必要があるのではないかと前々から考え、そのことを2・3年前から地元選出の荒井正吾参院議員にご相談していました。そして、京奈和自動車道と西名阪自動車道をつなぐジャンクションの建設がチャンスであり、同時に完成させれば地域の交通ネットワークが一気に充実します。現在、これが実現の方向に向かっていると報告を受けています。 上田市長 それは大変心強いところです。ぜひ実現させていただきたい。県内で最も工業出荷額の高い大和郡山ですが、その足腰ともいえる道路の一翼を担うものですから。 中野県議 県道大和郡山斑鳩線の近鉄橿原踏切問題は私が力を入れてきたことであり、県と市の努力あって、歩道が拡幅されるなどして、安全の確保、渋滞緩和に一定の成果があったと思います。しかし、これさえ一時的な対策であって、最終的には立体化を図らねばならないと思いますから、私もさらに努力します。 上田市長 道路を高架にするのか、地下にするのか検討すべき事柄はあります。ただ、京奈和自動車道のアクセス道としての位置づけをしていただくと早期に実現できる。そんな考えを持っています。 中野県議 今、話に出た京奈和自動車道ですが、昨年、橿原まで一般国道として開通し、かなり便利になりました。そして、この道路が形になったことが実感できたことも重要です。早期の全線開通を目指し、運動を進めていきましょう。
上田市長道路特定財源の一般財源化がほぼ決まってしまったようですが、大変残念です。市内はもとより、県内を見てもまだまだ基盤整備は必要です。 中野県議 なるほどね。ただし、現行の道路特定財源が一気に一般化されるわけではありません。必要な道路の建設は今後も進められると確信しています。柿本知事が進められてきた「なら・半日交通圏道路網構想」は必ず実現させ、地域格差をなくしていきたいと思っています。 ──安全、安心への取り組みはどうなっていますか。 中野県議 蟹皮の進水対策のための改修工事、国による佐保川改修も順調に進んでいますから、地域の人たちも安心していただけると思います。県には、防災や危機管理に対して総合防災監が配置されています。ここには、都道府県の大半が自衛隊関係者が就任していますが、奈良県は一般職員です。これは、全国レベルで見ると例外的なことであり、危機管理はその道のプロである自衛隊関係者がいい。市町村でも同様ではないでしょうか。 上田市長 私はたまたま白山での山岳遭難事故の救助活動で自衛隊と行動をともにしたことがあり、その実力のほどはよく知っているつもりです。危機に対するプロですから検討はしたいと思います。 【県政節目の年に全力投球】 ──今年は、統一地方選挙に参院選、知事選が実施され、新しい流れも生まれそうです。
上田市長柿本知事の突然ともいえる辞意表面には驚きました。柿本知事は2010年の平城遷都1300年記念事業に並々ならぬ力を入れておられましたから、それまでは続けられるものだと思っていました。 中野県議 私もそのように思っていました。昨年12月1日の県議会本会議初日、柿本知事が辞意を明らかにされ、後継者として荒井正吾参院議員が出馬を表明されました。荒井知事の誕生、私は実現するものだと信じていますが、そうなれば、奥田知事以来、久々に大和郡山出身の知事となります。参院議員として地元の声を聞くことの大切さをよく知られ、あわせて国との太いパイプもあるまさにうってつけの知事候補として応援していきたいと思います。 上田市長 大和郡山からの知事誕生は地元にとって意義の大きいことですね。中野県議とは二人三脚でよりよい大和郡山づくりを目指してきました。今年は、中野県議ご自身の選挙もある。今後とも市と県のパイプ役を果たしていただかないと困ります。是が非でも当選を果たされることを祈っています。全力で頑張って下さい。 中野県議 私は大和郡山のために努めてきたつもりです。引き続き上田市政を応援するために議席を守らねばなりません。全力疾走で尽くしますから、本年もよろしくお願いします。 ──中野雅史県議会議員53歳、上田清市長55歳。同世代でふるさとを愛することにかけては誰にも負けない二人。大和郡山に明るい未来を開くために何をすべきか、夜が更けるまで、紙面に盛り込めないほど徹底的に話し合った。 |
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自由民主
中野まさふみ新春特別号(ダイジェスト版) 自由民主党大和郡山市支部版 |